目立たないように仕事します
品質管理課の目標は「日の目を見ないこと」とも言えます。私たちが目立つことのないよう、日頃から適正・的確な品質を担保して送り出していくこと、その体制を維持向上することが重要な仕事です。
とはいえお客様からの「クレーム」や「調査依頼」には誠実にスピードをもって回答していきます。クレームは社内関連部門との原因調査、再発防止策とその実行状況確認までが仕事です。私たちの存在が、将来のASKの品質をより高める、そんな気概で働いています。
品質はモノだけではない!
ASKでは独自の品質基準「AQS」(ASK Quality Standard)を策定しています。これは過去に取得・維持していてた世界的品質基準「ISO9001」を基に、当社ならではの要項も加えて、より高い品質基準を追求するものです。AQSによって、私たちはベアリング製品そのものの品質だけではなく、書類・情報伝達など「仕事の品質」もより向上するよう努力しています。このAQSの運用を管理するのも、品質管理課の重要な仕事のひとつです。
組立・検査
自社工場である信州工場では、量産品・少量品が日々仕上がってきます。最終組立・検査を実施するのは「組立課」が担います。仕掛品・部品は多様な形状をしていますが欠品することなく的確に早く組立できるよう、日々改善を重ねています。自社でできる自動化・半自動化にも取り組んでおり、ある製品の組立は自動機により劇的な生産性(スピード)改善となりました。
一方検査部門では、全品検査主義を徹底しており、全製品の表面のキズ等や動き、適正部品構成など、1製品あたり15以上の検査チェック項目を確認している当社の「最後の砦」です。量産でご用命いただいているお客様からの品質問題は過去何年にもわたりゼロです。